春光

Rolleiflex Standard


現像を待つつかのま、すでに新緑の空気に。
季節は巡るごとに加速するからこそ、ふいの一瞬を長く感じるように思う。

春の匂い

が、するようになりましたね。




惜春、惜秋。
なぜ冬は惜しまないんだろう。
たしかに長くて快適なばかりの時期ではないけれど、冬にしか味わえない特別な感覚（たとえば朝の空気、午後の日差し、夜の星、人との距離感）が春近い今は寂しく惜しまれてならない。

昔は夏秋春冬の順で好きだったけれど、今は冬が一番好きです。

流れ転じる

スクエアフォーマットで写せる「写ルンです」を見つけた。
思えば小学校の修学旅行で使った「写ルンです」が写真の原体験だったなあ。

シノゴやバイテンで撮りたいものが出てきた最近。

あらゆるものごとはうつりかわる。相対的に。

中山岩太氏のオリジナルプリントとガラス乾板が美しすぎて打ちのめされた。